皆さんの会社では、

高齢者の割合はどのくらいですか?

 

高齢者といっても定義が難しいですが、

55歳以上の方の割合はどのくらいですか?

 

あるいは、

平均年齢はどのくらいですか?

 

平均年齢が40歳以上であれば、

高齢化は進んでいる企業、

といえます。

 

 

「高齢化」

ここ数年は、

耳にタコができるくらいよく聞く言葉です。

 

企業においても、

高齢化がだんだんと目立ってきました。

 

その諸悪の根源は、

厚生年金、共済年金の年金受給年齢の引き上げです。

正確には把握しておりませんが、

数年前に始まったことです。

 

これと同時に、

60歳以上の再雇用制度が充実し、

65歳まで就業がしやすくなりました。

 

高齢化がブラック企業とも多少関連があることについて、

薄々感づいている方も多いと思います。

 

では、

高齢化がもたらす、

企業の変化について考えてみましょう。

 

 

高齢化がもたらすメリットは?

●古き良き経験が生かされる

●人手不足が解消される

 

高齢化がもたらすデメリットは?

●働けない(働かない)高齢社員の問題(解雇できない)

●給料が無駄に高い(コストパフォーマンスが悪い)

●若者をこき使う(若年層のモチベーション低下)

●会社のお金を使い放題(無駄使いの常態化)

●新入社員を雇いづらくなる(新採用の予算枠がなくなる)

●時代の変化に追いつけない(パソコンを覚えないなど)

その他もろもろ

 

非常に失礼な話ではありますが、

ぱっと思いついただけでも、

あまりメリットはなく、

デメリットが目立ってしまいます。

 

しかし、これは現実です。

 

高度経済成長期の真っただ中、

若い頃はバリバリ働いてきた偉大なる先輩達です。

もう既に働きたくないご年齢であることも十分理解できます。

 

しかし国が打ち出した施策は、

世の中をさらに悪化させてしまっているのです。

 

また、

こうした動きは少子化にも直結します。

 

厚生年金、共済年金の受給が60歳だった時代は、

子供を親に預ける、あるいは保育所に送迎させる、

ということが割とよくある話でした。

 

ところが今では、

親が60歳を超えても働くことが普通となり、

子供を祖母・祖父に面倒をみてもらう、

ということが難しい家庭が増えました。

 

そもそも子育てに関し、

親をあてにするのは大きな間違いとも考えがちですが、

昭和以前では祖母が孫の面倒をみるというのは、

ごく当たり前のことでした。

 

別に間違ったことではありませんでした。

 

昭和と平成を比べただけでも、

その違いは明らかです。

 

高齢化現象は、

子育て、少子化にも大きく影響を及ぼしています。

 

一方で、

早期退職してから、

起業して自身で生計を立てられる方もいます。

 

こういった、

会社に頼らずに生きているご高齢者も、

多くいらっしゃいます。

 

若者からしてみれば、

すごく尊敬できる人 という印象です。

 

定年を迎えたら、

あと5年会社に居座るか、

会社から去るか、

その選択は難しいものです。

 

ただ、

会社に居座る決断をしたとしても、

若者達に大きな何かを残していって欲しいです。

 

「65歳まで仕方なく働く、その後の会社のことは知らない」

などという考えは、

絶対に捨てていただきたいものです。

 

ブラック企業から脱却するカギは、

実はご年配社員の方々にかかっている、

そのように思います。